ベッド

身体に合わせた調節で、
自然な寝姿勢と寝心地を作る。 

金澤屋のベッドは基本的に「ウッドスプリング・マットレス・ベッドパッド」この3つの天然素材の層の組み合わせで、使う人それぞれの眠りに合わせた寝心地を作ります。
人の身体は千差万別で、ひとりとして同じ体形・体重・体質を持った人はいません。多くの人に合う最大公約数としての寝具ではなく、「その人」個人に合った寝心地をみつけてもらうため、それぞれに違う特性や機能を持った商品を提案しています。
また、金澤屋では、腰痛やいびきの軽減になる「横向き寝」のしやすさや、質の良い睡眠にかかせない「寝返りの打ちやすさ」を重視しています。そのための素材や機能にこだわったウッドスプリングやマットレスをはじめ、寝具専門店だからこその視点で選んだ金属不使用ベッドフレームなど、国内外問わず多くのメーカーへ脚を運び、厳選した商品を揃えています。

身体に合わせて寝心地を形作る
「ウッドスプリング」

ウッドスプリングとは、一般的に「木の板をスノコ状に配したものにクッション性をプラスした寝具」のことを指します。上にマットレスなどを重ねて使う、寝心地の土台となるものです。
人の身体は千差万別で、自分の足に合う靴が人それぞれ異なるように、合う寝具も人それぞれ違います。ウッドスプリングは、足よりも更に複雑なラインを描く身体に合わせて一台一台をカスタマイズする、言ってみれば寝具の「ソール」部分。自分の足の形に合わせて靴を作る「オーダーシューズ」があるように、ウッドスプリングは、使う人の身体に合わせて調節を行い形作ることで、寝心地のベースを作ります。

金澤屋がおすすめする
ウッドスプリングの特徴

「金属不使用」
日本で現在主流となっている金属のコイルスプリングは、クッション性があり、かつ比較的安価なコストで製作できるため多く出回っていますが、廃棄されるときに大量のゴミを出します。金澤屋が提案する「ウッドスプリング」の主な素材は、無垢ブナ板とラテックス(天然ゴム)。それぞれが優れた機能性を持ちながらやがて土に還る、身体と環境にやさしい素材を使用しています。
「調節機能」
人間の身体は皆異なるものです。身長、体重、肩幅、腰の位置、関節の柔らかさ、筋肉量、年齢の違いに加え、眠る時の癖や長年使ってきた寝具にもそれぞれ違いがあります。そうした違いを受け止めるために、ラテックスのサスペンションの調整や無垢板の抜き差しをすることで、使う方の身体に合わせた細かな調節をすることができます。
「耐久性」
ラテックスは、10年の使用でもほとんど寝心地の変わらない、経年変化の少ない素材です。金属を使用していないため、錆びたりすることもなく長くお使いいただけます。板ばねタイプに使用しているブナの無垢板は、使用していくうちに加重で板がたわんでも、裏返すことで元通りに戻ります。板が折れた場合はそれぞれの商品ごとに保証があり、安心して長く使用できます。

特徴・目的で選ぶウッドスプリング

オーストリアRELAX社製。楕円形の木盤一つひとつが独立し円を描くように柔軟に動くことで、あらゆる体勢や体格を受け止め寝返りまでもサポートします。腰周辺にはラテックスゴムのバーが入り、よりしっかりと支えます。ラバーピンのテンションを変えることで樹脂クッション(ハイトレル)のかたさ調節が可能。移動のしやすい3分割のつくりです。
身体の曲線と動きに合わせ木盤が柔軟に動く
360度の動きで寝返りも打ちやすくサポート
木盤一つひとつがクッションの硬さ調節可能
オーストリアRELAX社製。天然ゴムのサスペンションの調節や無垢板の抜き差しをすることで、使う人それぞれの身体に合わせて寝心地を作ることができるウッドスプリングです。裏表合わせて62本の、厚みの異なる2種類の無垢板が身体の凹凸にそってしなり身体を支えます。体形や体重に変化があってもその時々に合わせて寝心地を変えられるのが強みです。ベッドフレームに載せて使用する場合は、専用の床板「ベースフレーム」を使います。
身体の凹凸にそって無垢板がしなって支える
体型や好みに応じ寝心地の細かな調節が可能
弾力と耐久性に優れた天然ゴム(ラテックス)
オーストリアRELAX社製。ラインナップの中で一番横向き寝に特化したタイプです。Naturflex同様、サスペンションや板の抜き差しによる細かい調節が可能です。肩部分のパーツがほかの部分よりも深く沈み込む構造で、身体の中で一番横幅のある肩をしっかり受け止め横向き寝を楽にします。ベッドフレームに載せて使用する場合は、専用の床板「ベースフレーム」を使います。
肩の部分だけ他よりも深く沈む特殊な構造
凹凸を受け止めることで横向き寝がラクに
11cm厚のラテックスでしっかり受け止める
日本・Bodydoctor社製。70~120cmまで細かいサイズ対応が可能です。板があるのは表面だけなので、比較的軽量なうえ、床置きでの使用でも寝心地が変わりません。ラテックスのサスペンションは中央に1本で、調節は必要としないタイプです。
身体の曲線にそってしなり、ベースを形作る
カビの発生を抑える天然オイル仕上げ
シンプルな構造で、床置きの使用もおすすめ
組み合わせのおすすめ ・・・
スイス・ヒュスラー社製。上げ下ろしをする敷ふとん(和布団)に合わせて使う日本仕様のウッドスプリングで、コンパクトに丸められる形状が特徴です。厚みのある楕円柱状の板(トリメール板)がしっかりと身体の重みを受け止め、床のかたさや冷えを感じやすい敷ふとんの寝心地を向上させます。ベッドフレームに載せて使うのもおすすめです。
色々な敷ふとんと組み合わせ寝心地をアップ
コンパクトに丸められて片付けやすい
楕円形に厚みを持たせた折れにくい集成材

バランス良く身体を受け止める
「マットレス」

マットレスは、身体を支える基盤の部分です。
身体の大部分をあずけているマットレス次第で、眠りの質が変わると言っても過言ではありません。
ヒトは寝ている間、無意識に寝返りを打ちさまざまな姿勢をとります。仰向きしかしない、あるいは横向き寝しかしないという人はいません。それぞれの寝姿勢、さらに体型の凹凸や寝返りなどの動きに応じてマットレスがどのように受け止めてくれるかが、心地よい眠りのための重要なポイントになります。
素材によって、身体を支える力・耐久年数・重さや取り扱いなどがそれぞれ異なりますので、寝心地だけではなく、生活スタイルによって選ぶ必要があります。

良いマットレスとは

「腰痛があるから硬いマットレスに寝ている」 という方が少なくありません。しかしながら、身体の凹凸を受け止めない硬いマットレスは逆に身体の負担を増し、寝姿勢をゆがませてしまうことも。
ではやわらかいマットレスが良いのかというと一概にそうとも言えません。
では一体、どんなマットレスが良いのでしょうか。

選び方のポイント&良いマットレスの条件

マットレスは普通、側生地に包まれていて中身が見える状態ではありません。ですが一口にマットレスと言っても、金属コイルの入ったもの(ポケットコイルなど)・ウレタン素材・水や空気の入ったもの・2枚重ねになったもの等々、素材も構造もそれぞれ大きく異なります。また、中身を包んでいる側生地の素材によっても寝心地の感じ方が大きく変わります。
横になったときの感触が硬いかやわらかいかも気になる点ですが、マットレスを選ぶ時、寝心地のために重視したいのは「身体をバランスよく支えるか」「寝返りが打ちやすいか」の2点です。
身体の凹凸にそってバランス良く支える
やわらかすぎる素材のマットレスは、身体が不自然な形で沈み込みすぎてしまい、背骨のS字ラインを適切に保てずに身体を痛めてしまうことがあります。また、寝返りが打ちにくく、長時間同じ姿勢でいることによって血行不良や寝疲れにつながります。
硬いマットレスは確かに背骨のラインが船底状になってしまうことは防ぎます。
ただ、身体の凸部だけがマットレスに接地し、そこだけで重い体重を支える状態となり、ウエストのような細くくびれたところは隙間が空いてしまいしっかり支えることができません。肩や背中、お尻などの凸部分ばかりに身体の重みが集中し、血行不良や寝姿勢の歪みを招くことがあり寝疲れをおこしやすくなります。幅や厚みのある肩やお尻がしっかり受け止められていないと肝心のウエストから腰にかけてが浮いてしまうことになり、腰痛の負担が増すことになりかねません。
身体の凸部分、肩・背中・おしり・かかとなど、それぞれの出っ張り方に応じて受け止めて支えてくれるマットレスであれば、ウエストなどの細くくびれた部分もサポートされる状態になります。これにより、身体の凹凸に沿った受け止め方ができ「力を抜いて楽に立った時の姿勢で、そのまま横たわった状態」の自然な寝姿勢を保つことができるのです。
また、全体重が分散されるため血の流れもスムーズになり、うっ血により起こる寝苦しさや痛みも改善されます。
適度な弾力性で寝返りをサポートする
どんな素材であってもやはり接地している部分は血行が悪くなってしまうため、身体は意識がない状態でも寝返りをうって血の流れを回復させようとします。また寝返りを打つことにより、身体と掛けふとんやマットレスの間に溜まっていた熱や湿気を発散させます。
身体の凹凸にそって沈み込むマットレスとして低反発マットレスが広く知られるようになりました。低反発素材は、確かに身体のラインにそった受け止め方をします。ただ、沈み込んだままの状態でマットレスが形作られてしまうため、身体がマットレスに はまって動きにくくなってしまいます。それでも身体が頑張って寝返りを打つため、寝疲れしたり眠りを妨げてしまう事が多いのです。
また、寝返りが打ちづらい状態で長時間同じ体勢のままでいると特定の部分にだけ負担がかかり、それが痛みにつながってしまうこともあります。
硬すぎるマットレスは、凸部が圧迫されることでより血行が妨げられてしまうため、必要以上に寝返りの回数が多くなり、睡眠の質の低下につながります。やわらかすぎるマットレスも身体が沈みすぎて寝返りを打ちづらいのですが、硬すぎるマットレスも弾力に乏しいため、意外と寝返りに体力を使うのです。
寝返りは無意識の状態で打つものですから、できるだけ余計な負担がかからずスムーズに寝返りの打てる、適度な弾力性を持った素材を選ぶことが大切です。

ラテックスマットレス

ラテックスとは

ラテックスとは、ゴムの木から採れる乳白色の樹液のことです。これを型に流し込み高温の蒸気で蒸し上げ発泡させると出来上がるのが、独特の弾力を持ったラテックスフォームという素材です。そのラテックスフォームを芯材に、側生地でくるんだものがラテックスマットレスになります。ラテックスマットレスは体圧分散や耐久性・抗菌性に優れ、ヨーロッパを中心に人気があります。

ラテックスマットレスの特徴

「天然の抗菌性」
ラテックスはもともと、ゴムの木が傷を受けたときに木自身が自分の身体を守るために出す液体です。そのため高い抗菌性を持っており、大腸菌や黄色ブドウ球菌が著しく減少するという試験結果があります。また、繊維状の素材ではないためほとんどホコリが出ることがありません。
「豊かな弾力性」
沈み込みすぎることなくマシュマロのような触感の適度な弾力で身体を支えます。異なる重さのものを同時に乗せてもそれぞれの重さに対して同等の力で押し返す性質があるため、やわらかすぎず硬すぎず、部分的に沈み込むこともなく、身体の凹凸をバランスよく支えることができるのです。また、上下のクッション性だけでなく全方向への順応性に秀でており、ウッドスプリングと組み合わせたときに、その柔軟な動きが寝返りをサポートしスムーズにしてくれます。
「すぐれた耐久性」
ラテックスは、10年の使用でもほとんど寝心地の変わらない経年変化の少ない素材です。へたりを気にして定期的に裏返す必要はありません。

馬毛マットレス

馬毛マットレスとは

寝具に馬の毛を使うというのは、日本ではあまり馴染みがありません。しかし馬の尻尾やたてがみは、ヨーロッパにおいて古くからマットレスや椅子・ソファなどの中材として使用されてきた素材です。
馬毛マットレスは多層に自然素材を重ねた、和布団に近い寝心地です。反発するのでもなくやわらかすぎるのでもない、安定感のある受け止め方で身体を支えます。金澤屋では基本的にウッドスプリングの併用をおすすめしています。

馬毛マットレスの特徴

「蒸れにくい」
馬毛をはじめ、羊毛や綿、麻やヤシ繊維などの自然素材のみを重ねてつくられているため、化繊やウレタンとは大きく違う、通気性の良さが生まれます。
さらに側生地の下の身体に一番近い部分には、吸湿発散性に優れた厚い羊毛のわたの層があり、就寝中の汗をしっかり受け止めすばやく発散することで蒸れ感を軽減します。
「弾まずに受け止める」
馬毛マットレスは、中芯部分に馬の毛を使った天然素材の積層構造。馬毛は、一度縄状に編んだものをほぐし、カールさせたものを使います。
強靭なコシの強さがありながら、使っていくうちに身体に馴染むしなやかさを合わせ持っています。
ウレタンやラテックスのような、弾力で支えるのではない積層繊維ならではの受け止め方は、和布団に長年馴染んだ身体にも親しみを感じられる寝心地です。
「丈夫で長持ち」
昔ながらの綿ふとんの寝心地を好む方は多くいますが、綿100%の敷ふとんは、経年変化によって圧縮(へたり)が著しく発生してしまうという難点もあります。
馬の毛は、丈夫で長持ちするという理由から、ヨーロッパにおいてマットレス・椅子・ソファの中材として使われてきた長い歴史があります。今ではほとんど化繊やウレタン素材がその役割にとって代わっていますが、馬毛が使われているアンティークの椅子やソファは100年近く経ったものでも使える逸品も少なくありません。
馬毛マットレスは、コシのある馬の毛を中芯に使い、吸湿発散性に優れた羊毛・麻・椰子などそれぞれ特徴を備えた繊維を多層にすることで、綿素材だけでは生み出せなかったしっかり感やへたりにくさを備えています。

汗を処理し快適にととのえる
「ベッドパッド」

ベッドを選ぶとき、マットレスやベッドフレームに気を使う方は多いですがベッドパッドを重要視する方は少ないかもしれません。
ベッドパッドは、シーツとマットレスとの間に敷いて使うもので、中わたの厚みがあり、睡眠中の汗や湿気を処理するものです。金澤屋では、どんなマットレスでも基本的にベッドパッドを併用していただくことをおすすめしています。ベッドパッドは布団の中の湿度調節やマットレスの弾力性の向上・側生地の保護などの役目を担い、睡眠の質に大きく影響するアイテムです。

知ってほしいベッドパッドの重要性

マットレスは通常、コイルやウレタン・化繊等で構成されていて、身体は支えても汗を吸い湿度の調節をするという素材や機能を持っていません。かいた汗はほとんどが敷寝具へ向かうので、マットレスにシーツだけでは寝ている間にかいた汗などが過度な湿度となり、冷たさや蒸れなどの不快感につながります。
ヒトは常に皮膚から水分を空気中に発散させて、その気化熱によって体温調整をしています。この目に見えない汗が眠っている間に溜まったときに身体のまわりが湿気を取り込まない素材で覆われていると、身体が放出する水分を逃がすことが出来ず、蒸れて熱を感じやすくなったりします。少しの蒸れ感は「あたたかい」と勘違いしやすいのですが、湿度が高くなると体温調節ができず寝苦しくなったりします。そしてそのまま溜まって行き場を失った湿気が冷えると、今度は体温を奪い身体を冷やしてしまうのです。
ベッドパッドが眠っている間の汗や湿気を吸収・発散することで、蒸れ感が軽減され、お布団の中は快適な状態に保たれます。
寝苦しさの原因の一つは湿度の上昇
過度な湿度は冷たさや不快感の原因に

ベッドパッドの役割

布団の中の湿度調節
吸湿発散性にすぐれた中わたが、汗や湿気を吸収することで湿度調節をし、蒸れ感を軽減させて快適な寝床内環境をつくります。
マットレスの弾力性向上
わたがたっぷり入ったベッドパッドは、かたいマットレスや長く使ってへたってしまい弾力のなくなったマットレスに重ねることで、弾力をプラスし寝心地を改善します。
マットレスを清潔に保つ
ベッドパッドが汗や汚れを受け止めることにより、マットレスを常に清潔な状態に維持することができます。日に干すのが難しい重量のあるマットレスも、頻繁に干せてお手入れのしやすいベッドパッドがあることで長く気持ちよく使うことができます。

素材で選ぶ

側生地
小さいお子様のおねしょ対策やペットと一緒に寝る方のために防水のベッドパッドがありますが、金澤屋ではおすすめをしていません。防水加工や撥水加工のされたポリエステルなどの側生地は、たしかに水を通さないかもしれませんが、その分空気も通しにくく、吸水性が低いため蒸れやすいのが難点です。大げさに言うならばビニールの上に寝るようなもので、熱と湿気の行き場がなくなり、お布団の中にこもってしまうのです。
たっぷり中わたの入ったベッドパッドでも、側生地の素材によってはその力を活かすことができません。ベッドパッドの側生地は、吸水性の良い綿や麻などの天然繊維がおすすめです。
中わた
中わたも、吸湿発散性にすぐれた綿や麻など天然繊維のものが適していますが、中でもおすすめは獣毛(ウール)です。動物がはげしい寒暖差から自分の身体を守るためのもので、暑さ寒さ両方に対応できるよう特に進化しています。しかしながら、機能に優れた獣毛は気軽に洗濯できないのが難点。お手入れのしやすさでは、テンセルや綿の中わたもおすすめです。

羊毛

吸湿発散性に優れた羊毛は、ベッドパッドの中わたの素材として一番のおすすめです。毛の層が外気温や温度にあわせて常にひつじの体を守るように働く力は、同じ哺乳動物である人間の体温調整にも適しています。
羊毛は、人間が寝ている間にかく汗をすばやくキャッチして逃がすので、湿度による疲労や蒸れ感、冷えから身を守ります。

テンセル

テンセルとは、ブナやユーカリなどの木材パルプを原料とする再生繊維で、衣料品などにも多く使われています。原料は天然素材ですので吸湿性もありながら繊維が長いためほこりが出にくく、ご家庭での洗濯が可能でお手入れのしやすい素材です。ウールのアレルギーをお持ちの方、頻繁に洗う必要のある方などにおすすめです。

綿

植物の「綿(わた)」から採れる綿毛。生地に仕立てたものは、通気性や肌触りの良さから季節を問わず快適に使える素材です。獣毛(ウール)や絹には及ばないまでも化学繊維と比べると優れた吸湿発散性を持っており、ベッドパッドの中わたとしても優秀な素材です。手軽に洗える取り扱いのラクさも特徴の一つです。

寝具に合わせて自由に選べる
「ベッドフレーム」

金澤屋では、脚付きマットレスやマットレス一体型のベッドフレームは扱っていません。寝具に合わせてベッドフレームも自由に選び組み合わせることができ、ほとんどすべてのベッドフレームがシングルサイズから二人寝用のツインサイズまで対応可能です。インテリア目線で選ぶことの多いベッドフレームですが、脚の高さや細かな仕様・素材など、眠りの質に影響してくる要素はおろそかにできません。寝具専門店だからこその、こだわりのセレクトです。

ベッドフレームを使うメリット

立ち上がりの負担を軽減
マットレスは通常、コイルやウレタン・化繊等で構成されていて、身体は支えても汗を吸い湿度の調節をするという素材や機能を持っていません。かいた汗はほとんどが敷寝具へ向かうので、マットレスにシーツだけでは寝ている間にかいた汗などが過度な湿度となり、冷たさや蒸れなどの不快感につながります。
室温・ほこりの境界線
目に見えない空気中のほこりや寒い夜の冷たい空気は、空間の低い位置に溜まります。ベッドフレームの高さは約30 ~ 40 ㎝。これは室内の冷たい空気とあたたかい空気との境目の高さでもあります。また、ほこりの層との境目でもあります。
湿気を逃がし衛生的に
寝具と床面の間に空間ができることで、掃除がしやすいのはもちろん、空気の流れができることにより湿気を逃しカビの発生を防ぎます。

2つの大きなこだわり

金澤屋のベッドフレームは、大きく分けて2種類あります。木の素材感と耐久性にすぐれた金属不使用タイプと、ご注文をいただいてから製作する日本製タイプ。どちらも和洋両方になじむシンプルなデザインが特徴です。寝室環境や予算、生活スタイルに合わせてお選びいただけます。
金属不使用タイプ
  • 環境先進国オーストリアで製作
  • 金属を一切使わず、無垢材を木組みで組み立て
  • 2世代3世代に渡り使えるすぐれた耐久性
  • 木の呼吸を妨げない自然塗料を使用
日本製タイプ
  • 家具の一大産地、福岡県大川や愛知県岡崎で製作
  • ご注文をいただいてから一台一台手作り
  • ご要望に応じた細かなカスタマイズが可能
  • 木の呼吸を妨げない自然塗料を使用

金属不使用タイプ

オーストリア生まれのベッドブランド「RELAX」のベッドフレームです。
環境先進国の豊かな森林に囲まれた環境で一台一台丁寧に作られるベッドフレームは、無垢の木材の美しさを活かし、塗料は蜜蝋のみを使用。ネジや釘・金具などの金属を一切使用していません。優れた木工技術による木組みのみの構造ですが、シンプルな素材と構造ゆえに耐久性にも非常に優れています。2世代3世代と、味わいを増しながら長く使い続けられるベッドフレームです。
木の呼吸を妨げない、蜜蝋を主成分とした自然塗料を使用しています。
豊かな自然に囲まれた RELAX社の工場
マイスター制度が培う高い木工技術
シンプルながらも頑丈な木組み

日本製タイプ

ご注文をいただいてから製作を行う、金澤屋オリジナルのベッドフレームです。
製作を委託している家具メーカーがあるのは、古くからの家具の産地、福岡県大川市や愛知県岡崎市など。家具づくりの優れたノウハウで、形状の特殊なウッドスプリングから一般的な敷寝具まで、合わせる寝具によって様々な対応が可能です。角を丸く落とす加工や脚高が選べるなど、使うシチュエーションをもとに細かなカスタマイズのできるタイプもあります。
木の呼吸を妨げない、蜜蝋や亜麻仁オイルを主成分とした自然塗料を使用しています。
古くからの家具の産地で一台一台手作り
繊細な加工ができるのは日本製ならでは
木の質感を活かす自然塗料
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