羽毛布団打ち直し

長年使った羽毛布団をきれいに
『羽毛リフォーム』ともいいますが、長年使って古くなった羽毛布団をきれいにふっくら蘇らせるお直しの事です。羽毛を側生地から取り出し、ごみ取り・洗浄後、必要なものには足し羽毛を行いながら新しい側生地に吹き込みます。羽毛リフォームの手順
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側はぎ 古くなった側生地から羽毛を取り出す
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羽毛の選別 壊れた羽毛やごみ、ほこりを除きます
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洗浄 羽毛についている汗や皮脂汚れを洗い流す
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充填・足し羽毛 必要に応じて羽毛を足し、新しい側生地に詰める
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仕上げ 側生地の羽毛吹き込み口を縫って出来上がり
手作業はあらゆるご要望のために
金澤屋では、吹き込みの作業はスタッフが1枚ずつ手作業で行っています。工場での吹き込みはスピードが命、充填はすべて自動、コンピューターで管理されています。1枚たった数分で出来上がり。しかし、お預かりする羽毛は1枚1枚状態の違うもの。お使いになる方の使用条件も違います。
ですので、決められた量をただ吹き込むのではなく、羽毛の状態と使い勝手に合わせて充填量を決め、1マス1マス吹き込む量を加減します。
たとえば、
『2枚を1枚にまとめたい!』
『とにかく暖かいのが欲しい!』
『足元を暖かくしたい!』
『重いから薄くしたい!』
など、目的に合わせてお直ししています。
金澤屋の心遣い
時には、『身体の真ん中に当たるマスには新しい羽毛』、『端の保温性は求めないマスにはお預かりした古い羽毛』なんて作り方もしています。これは金澤屋の技術というより心遣い。お客様のご要望をしっかりお聞きし、その方のための1枚をお作りします。

料金表(羽毛布団リフォーム)
羽毛仕立て直し(基本料金)
サイズ(cm) | マス数 | 料金 | |
---|---|---|---|
シングル | (150×210) | 4×5マス | ¥23,000 |
セミダブル | (175×210) | 5×5マス | ¥32,000 |
ダブル | (190×210) | 5×5マス | ¥35,000 |
クイーン | (210×210) | 6×5マス | ¥38,000 |
キング | (230×210) | 6×5マス | ¥42,000 |
よくあるグレードアップ例
サイズ(cm) | +マス数アップ※ | +足し羽毛 (ホワイトダックダウン) |
+側生地 グレードアップ |
料金 | |
---|---|---|---|---|---|
シングル | (150×210) | 5×6マス | ~200g | より柔らかい 側生地 (80サテン) |
¥38,800 |
セミダブル | (175×210) | 6×6マス | ~250g | ¥53,200 | |
ダブル | (190×210) | 6×6マス | ~300g | ¥57,200 | |
クイーン | (210×210) | 7×6マス | ~350g | ¥62,400 | |
キング | (230×210) | 7×6マス | ~400g | ¥69,200 |
ご紹介している料金は一例です。
その他、羽毛がマスからマスへ移動するのを防ぐ、「完全立体縫製(シングル¥4,600)」や、側生地をやわらかく仕上げる「糊抜き(シングル¥5,800)」などのオプションもお選びいただけます。
料金もその都度変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
その他、羽毛がマスからマスへ移動するのを防ぐ、「完全立体縫製(シングル¥4,600)」や、側生地をやわらかく仕上げる「糊抜き(シングル¥5,800)」などのオプションもお選びいただけます。
料金もその都度変わりますので、詳しくはお問い合わせください。
異種サイズリフォーム
元サイズ | 出来上がりサイズ | 基本料金 | グレードアップ | ||
---|---|---|---|---|---|
セミダブル1枚 | シングルサイズ 1枚 |
4×5マス | ¥26,000 | マス数アップ 5×6マス 側生地 グレードアップ |
¥35,000 |
ダブルサイズ1枚 | |||||
シングル2枚 | ¥29,200 | ¥38,200 |
ダウンケット
サイズ(cm) | マス数 | 料金 | |
---|---|---|---|
シングル | (150×210) | 5×6マス | ¥19,000 |
セミダブル | (175×210) | 6×6マス | ¥27,000 |
ダブル | (190×210) | 6×6マス | ¥28,000 |
綿布団打ち直し
打ち直しで生まれ変わる
化学繊維や羊毛、ウレタンなど、様々な繊維や素材の寝具が増える中、まだまだお使いの方が多い「綿布団」。メンテナンス次第で長く使えるのも理由の1つでしょうか。普段のお手入れはもちろんですが、打ち直し(打ち返しとも)をすることで綿布団は生まれ変わります。金澤屋では打ち直しを承る際、布団としてまだ使えるかどうかを目で見て触ってしっかり確認します。必要な場合は化繊のわたを足して軽くし、へたりにくくすることも可能です。寝具としてはもうお使い頂くことができない綿わたでも、座布団などに仕立て直すこともできます。

思い出の布団をもう一度
綿布団は「嫁入りの時に母が用意してくれて・・・」
「就職する時に作ってくれたものなんです・・・」
と大切に使った思い出を話してくださるお客様が多くいらっしゃいます。
そんな大事な布団をそう簡単に捨てられないのは当然です。
どのようにしたら良いか、ご納得頂けるよう、お客様と一緒に考えていきたいと思っています。
押し入れにしまいこんだまま、使っていないけれど捨てられない綿布団ありませんか?
姿を変えてまたあなたのお役に立てる日を待っているかもしれません。
ぜひご相談ください。

「打ち直し」 とは?
「打ち直し」とは、ぺちゃんこになった綿わたを、側生地から取り出し、剣山のような機械にかけてほぐし、成形をして新しい側生地に入れ直す事をいいます。-
側生地を剥いだわたを剣山のような機械でほぐします
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ほぐしわたを平たく成形します
-
わたを何層にも重ねて新しい側生地に入れ直します
長年使った綿は、「汗を吸いにくい」「硬くなり、寝心地が悪い」「干してもふっくらしない」「側生地が痛んでいる」「じめじめしている」など、悩みがつきません。
それらを解決し、また気持ちよくお使い頂くためにも、敷布団は2・3年に1度打ち直しをして頂くことをおすすめします。
掛布団は敷布団ほど頻繁に打ち返しを行わなくても大丈夫なので、様子を見てご相談ください。
打ち直しの際、掛け布団を敷布団に作り変えることもできます。(※逆はできません。)

ただこの「打ち直し」も永久にできるわけではありません。
綿わたには油分が含まれていますが、使っていくうちにその油分が抜け、干してもふっくらしなくなります。
また繊維も切れて短くなり、体を支える力がどうしてもなくなってしまうのです。
そうなるといくら打ち返しをしても布団としてお使い頂くことはお勧めできません。
金澤屋では打ち直しを承る際、布団としてまだ使えるかどうかを目で見て触ってしっかり確認します。
必要な場合は化繊のわたを足して軽くし、へたりにくくすることも可能です。
寝具としてはもうお使い頂くことができない綿わたでも、座布団などに仕立て直すこともできます。
料金表(綿布団打ち直し)※税抜表示
敷布団
サイズ(cm) | 打ち直し | ニューメイク(★) | |
---|---|---|---|
シングル | (100×200) | ¥12,000 | ¥15,000 |
セミダブル | (120×200) | ¥17,000 | ¥18,000 |
ダブル | (140×200) | ¥19,000 | ¥22,000 |
ベビー | (70×120) | ¥6,500 | ¥7,500 |
掛け布団
サイズ(cm) | 打ち直し | ニューメイク(★) | |
---|---|---|---|
シングル | (150×200) | ¥11,000 | ¥12,000 |
セミダブル | (175×200) | ¥15,400 | ¥16,800 |
ダブル | (190×200) | ¥17,600 | ¥19,200 |
※ベビーサイズはご相談ください
座布団
サイズ(cm) | 打ち直し | ニューメイク(★) | |
---|---|---|---|
銘仙判 | (55×59) | ¥2,900 | ¥3,700 |
長座布団 | (66×106) | ¥3,700 | ¥4,700 |