

<リネンとは…>
リネンは主にヨーロッパなどの寒冷地で育つ「フラックス(亜麻)」という植物の茎を使った繊維です。
麻科の茎を使った繊維を広く「麻」と呼びますが、日本で麻と表記されるのは「リネン」と「ラミー」だけです。(それ以外は「指定外繊維」となります。)
麻科の繊維の中でもリネンはとても柔らかく、しなやかな糸ができます。
麻繊維は湿気をよく吸い、乾きも早いのでいつでもさらさらとした肌触りです。
また放湿する際にまわりの熱も一緒に逃がすため、暑さや蒸れによる不快感を軽減してくれます。
これらの機能から「リネン=夏」のイメージが強いですが、
蒸れやすいお布団の中に使うには1年を通してお使いいただける素材です。
リネンは麻繊維の中でも特に柔らかくしなやかな生地なのでシーツやカバーなど肌に直接触れる生地にはぴったりです。
独特の弾むようなハリ感も魅力的ですが、使い込むうちにくたくたと柔らかく気持ちよくなっていく様子はまさに「生地を育てる」感覚。
その変化もリネンが愛される理由です。
※無漂白・無染色のため、収穫された場所や時期により色にばらつきがあります。
※天然の色のためお使いいただくうちに退色し、白っぽくなってゆきます。
お取り扱いについて
洗濯の際は漂白剤や蛍光増白剤の入っていない洗剤をお使いください。
柔軟剤は繊維の吸湿性を妨げるおそれがあります。
お使いはじめはケバが出ますが、だんだんと落ち着いてきます。