金澤屋の理念
道具としての寝具
元来、日本のふとんの始まりは、着物に起源を有します。故に柄が付いた布団や、ピンク、ブルーといった男女を分けるような物が主流です。
それも、生活を楽しくするというひとつの要因ですが、業界の幼稚な意識を変えられない大きな要因でもあります。
金澤屋は眠る為の道具を提供する店として、もっとするべきことがあるのではないか。
道具としての意識をもっと前面に出さなくてはいけないのではないだろうか。
またお客様の悩みやニーズも、色柄ではなく、道具としての使い勝手を求めていると痛感しています。
お客様に体型や体質に合った最適の品を探してもらい、注文を受けて製造する“お誂え”という、創業からのやり方に返り、もっと素材や性質を知り、布団屋の原点にもどりたいと思います。

一階では靴を、二階では服を脱がす。
初めてご来店される方は驚かれるかもしれませんが、金澤屋はご来店時に靴を脱いでいただく造りとなっています。それは自然に体を横たえて寝具それぞれの寝心地をじっくり確かめていただきたいという思いから。
“入りにくい店”をあえて演出しています。
二階には「寝る」行為から、「眠る」を体験できる「眠室(ねむろ)」という部屋があります。
明かり、音、湿度、をコントロールし、パジャマに着替えていただき実際に数時間眠っていただき、それぞれの寝具をお試しいただけます。
寝具だけでなく寝室環境の提案も行っています。

人生3分の2の為の睡眠。
健康ですこやかな生活を―それは誰もが望んでいることです。そのためにも、より“快適な睡眠”は欠かせません。
「人生3分の1は睡眠」という言葉は有名ですが、起きている間の3分の2の時間をどう活かせるかが、「眠っている3分の1の時間にかかっている」ことに気がついている方は少ないのです。
睡眠の為に眠るのではなく、起きている時間をいかに活動的に充実させるかが、眠るという行為の本来の役割です。
私たちは、「眠る道具としての寝具をご提案する」のはもちろんですが、“睡眠の本来の役割と重要性”を皆様にお知らせすることも大切な仕事だと思っています。
お客様が、ストレスを感じることなく朝まで“ぐっすり”-good sleep―眠るにはどうすればよいのかを考え、ご提案してまいります。
私たちは、「眠る道具としての寝具をご提案する」のはもちろんですが、“睡眠の本来の役割と重要性”を皆様にお知らせすることも大切な仕事だと思っています。
お客様が、ストレスを感じることなく朝まで“ぐっすり”-good sleep―眠るにはどうすればよいのかを考え、ご提案してまいります。

地域でしか出来ない商売を。
金澤屋は江戸時代より180年余、寝具の販売を通じて地域の人々の眠りを支えてきました。私は長い店の歴史の一時期を借りて商売をし、やがて次の世代に紡いでいきたいと思っています。
私の子どもたちが大きくなって創業200周年を迎える時、『ふとん屋って格好良い』と誇りに思ってくれたらたらいいなと思っています。
金澤屋七代目 本木毅

株式会社金澤屋商店
所在地 | 〒370-0813 群馬県高崎市本町65 TEL:027(322)3571 FAX:027(324)1028 shop@kanazawaya.ne.jp |
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営業時間 | 10:00 ~ 19:00 |
定休日 | 水曜日(祝日の場合は営業いたします) |
創業 | 1836年(天保7年) |
設立 | 1947年5月 |
代表者 | 本木孝雄 |
事業内容 |
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取扱商品 |
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資本金 | 1,000万円 |
年商 | 1億2,000万円 |
取引銀行 | 群馬銀行(高崎支店)、 高崎信用金庫(本店営業部) |