腰痛・肩こり

腰痛・肩こりと寝具の関係

枕を変えるだけで肩こりが改善する!

…という言葉がどれだけ多くの人を惑わせてきたことでしょう。

肩こりの原因は、ストレスや生活スタイル、病気やストレートネックなど、多岐にわたります。
枕ひとつ変えるだけで劇的に改善するという宣伝が、多く見られますが、本当にそうであれば、枕で悩む方はこんなに多くは いないはずです。


枕があわない悩みに…

確かに枕の選び方に失敗して、肩を痛めてしまった、よく眠れない、という相談をよく頂きます。
就寝中に負担が少ない枕の高さは、
力を抜いて楽に立った時の姿勢がそのまま横たわったくらい と言われています。


その他
  • 適度な弾力性で寝返りを助けているか
  • 熱がこもりにくい素材か(吸湿・発散性にすぐれているか)
  • うっ血を起こしにくい素材か
などが適切な枕の条件として挙げられます。


枕選びは使用している敷布団とのバランスを考えて

枕の高さは、重要な点として挙げられます。
ただ、使用されている敷布団の沈み込み方により、必要な高さは異なります。

▲敷布団が固ければ、体が沈み込まないので、相対的に枕の高さが必要になります。

▲逆に柔らかければ、体に合せて敷布団が沈み込む分、枕の高さもそれほど必要ではなくなります。

枕単体で考えるのではなく、使用している敷布団・マットレスの沈み込み方を加味して、必要な枕の高さを考えましょう。

タオルや座布団を重ねて高さを調整する、という方法も最近多く見られます。
これは高さの調整という点では細かく行える利点がありますが、うっ血については、使い古した座布団はへたって固くなってしまっている事と、タオルのパイルはすぐに寝てしまうので、まるくて重い頭をあずけた場合、うっ血を起こしやすくなってしまう事が多々あります。

形状については、頚椎部分が高くなっているものや、そうではない平たい枕など、色々ありますが、これについても個人によって異なりますので、どれが一番!というのはありません。
もし可能であれば、使用している敷布団・マットレスに近い固さのものと組み合わせて実際にフィッティングして確かめてみてください。

金澤屋では、カウンセリングをしながら、おひとりおひとりに合わせ枕を作成しております。

横向き寝の枕は?


枕と肩こりについて、特に多く相談を寄せられる内容に、
『横向き寝の時に肩が痛くなってしまう』という悩みがあります。

図1-図2 ▲仰向き寝を前提に枕を選べば(図1)、横向き寝をするときには、枕は当然低すぎてしまいます。(図2)

図3-図4 ▲逆に横向き寝を前提にすれば(図3)、仰向き寝時には高すぎてしまいます。(図4)

枕の両端を高くして、真ん中にくぼみを作り『横向き寝時には高い部分を使用してください』という枕もありますが、睡眠中 意識のない状態にありながら、自ら丘を越えて高い位置に頭をもってゆく、という行動はまず取らないですよね。

仰向き寝しかしない、あるいは横向き寝しかしない、という人はいません。
頭を預けるだけの、枕 という小さな部分のみで、その両方の寝方に対応することは困難です。

枕の悩み=敷布団の悩み


枕でお悩みの方は、割合的に固めの敷布団・マットレスを使用しているケースが多いようです。
頭部は敏感な部分なので、『肩こり⇒ 枕』と連想しやすいですが、頭や首から下、体の大部分を預けている敷布団やマットレスが、どのように全体を受け止めているかが、重要なポイントになります。



体の大部分を支える敷布団やマットレスが、体型の凹凸や動き、仰向き寝・横向き寝に応じて受け止めてくれるのであれば、枕の高さについて、あまり悩む必要がなくなります。
肩の幅も、敷布団やマットレスで吸収するので、横向き寝時の圧迫が軽減されます。
金澤屋では、カウンセリングの上、個人の各体型や、横向き・仰向きに合わせ、手作り感覚で受け止め方を形作ってゆくウッドスプリングマットレスをご用意しております。

詳しくはコチラ
肩こりでお悩みの方には、高額な枕を数々試してもしっくりこない、という方も多くいらっしゃいます。
それだけたくさんの枕にお金をかける前に、首から下の、体全体の受け止め方がどうなっているか、一度見直してみてはいかがでしょうか。
枕・敷布団・マットレス、それらすべてが力を合わせ、ひとつの『敷寝具』として、体を無理なく支え、心地よい眠りに導くのです。

腰痛と敷布団・マットレスの関係について

腰痛だから固い布団?

『腰痛があるから、固い布団に寝ている』とおっしゃる方が少なくありません。
でも、そんな方ほどやはり枕の悩みも同時にお持ちです。
固い布団が本当に体にとってよいものなのでしょうか?

敷布団・マットレスの良い条件は
  • 体の凹凸にそってバランスよく支えているか
  • 適度な弾力性で寝返りを助けているか
  • 熱がこもりにくいか(吸湿発散性にすぐれているか)
体の凹凸にそってバランスよく支えているか

確かに やわらかすぎる素材は、体が沈み込みすぎてしまい、寝返りが打ちづらく、また背骨のS字ラインを適切に保てなくなってしまうため、体を痛めてしまうことがあります。


かと 言って固すぎる布団はどうでしょう? 下図をご覧下さい。


固い布団は確かに背骨のラインが船底状になってしまうことは防ぎます。 ただ、体の凸部だけが敷布団やマットレスに接地し、そこだけで重い体重を支える状態となります。
ウエストのような細いところは隙間が空いてしまいます。そのため、肩や背中、おしりなどの凸部分ばかりに 体の重みが集中し、うっ血がおこるばかりか、寝姿勢をゆがませてしまうのです。


体の凸部分、肩・背中・おしり・かかとなど、それぞれの出っ張り方に応じて、受け止めてくれるマットレスであれば、ウエストなどの細い部分もサポートされる状態になります。
これにより、体の凹凸にそった受け止め方ができ、
力を抜いて楽に立った時の姿勢が そのまま横たわったくらい
という自然な寝姿勢を、たもつことができるのです。
また、全体重が分散されるため、血の流れもスムーズになり、うっ血により起こる寝苦しさや痛みも改善されます。
適度な弾力性で寝返りを助けているか

どんな素材であっても、やはり接地している部分は血行が悪くなってしまうため、体は意識がない状態でも寝返りをうって、血の流れを回復させます。
また寝返りを打つことにより、体と布団・マットレスの間に溜まっていた熱や湿気を発散させます。


体の凹凸にそって沈み込むマットレスとして、低反発マットレスが広く知られるようになりました。
低反発素材は、確かに体のラインにそった受け止め方をします。
ただ、沈み込んだまま、体がマットレスに はまって動きにくくなってしまいます。それでも体が頑張って寝返りを打つため、眠りを妨げてしまう事が多いのです。

また寝返りが打ちづらい状態で、長時間同じ体勢のままでいると、特定の部分にだけ負担がかかり、それが痛みにつながってしまうこともあります。

いっぽう、固すぎる布団は、より血行が妨げられるため、寝返りの回数が多くなります。これが睡眠の質を低下させます。やわらかすぎる布団も寝返りを打ちづらいのですが、固すぎる布団も弾力に乏しいため、意外に寝返りに体力を使います。

適度な弾力で寝返りを助ける素材としては、金澤屋では、天然ゴムウッドスプリングウレタンブレスエア等のマットレスを提案しております。
熱がこもりにくいか

マットレスは、あくまで体を支える部分です。
体にとって適切なマットレスに、吸湿・発散性にすぐれた素材のパッド等を組み合わせて、自分にあった寝心地を作ってゆきます。

吸湿性の乏しい化学繊維等の上で寝ていると、体の下に熱や湿気がこもってしまい、これも寝苦しさを感じさせ、寝返り回数が著しく多くなり、寝疲れしてしまう要因となります。

吸湿・発散性にすぐれた素材としては、羊毛のパッドがまず挙げられます。

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