寝室環境
私たちの眠るための部屋が寝室です。
人間の感覚は千差万別ですから、その人に合った寝室、寝具も違って当然ではないでしょうか。
そうした自分が眠りにつきやすい寝室環境を整えてあげることが、眠る為には大切なことなのです。
寝室環境と整えるために大切な3つのポイント、それは
「明るさ」、
「温度」、
湿度」「です。
一般的に寝室の明るさは、おぼろげに物の形が見える程度の、20〜30ルクスが良いといわれています。
(個人差がありますが、眠りに入るまではこのくらいが良い)
眠っていれば意識はなくなりますが、無意識の状態でも光や音は脳に届いており、ストレスが掛かっているのです。
そのため眠ってからは、音・光は限りなく0に近い方が、眠りの質が高いと言えます。
また理想的な室温は、夏が25℃、冬は15℃と言われています。
ただし、外気との温度差がありすぎると、自律神経の働きを弱くしてしまうので、注意が必要です。
日本の寝室の平均湿度は年間を通して約50%と言われています。
(太平洋側と日本海側で地域格差があります。)
日本列島の最近の気候では、夏場はエアコンを付けるなどしてまずは熱中症にならないように気を付けましょう。
ただし決してお腹を冷やさないように注意してください。
冬場は、加湿器をつけ十分に湿度を保ち、昼間は換気をして、布団の湿気を飛ばすことを心がけてください。
その他、電磁波の影響を受けにくい金属を使わないベッドを使ったり、ストレスを和らげるアロマオイルを使ったりすることで更に眠りの質を高めることができます。